ファッションデザイナーを目指すにあたって必要になるのは、幅広い知識やセンス、実践、アパレル会社などとのつながりです。
またファッションのデザイン案を形にして実際の服を作るので、あればそのコストもかかってきます。ファッションデザインに取り組むためのコストはどれくらいか見てみましょう。
デザインに関連するコスト
自分がデザインした服を実際に作ってもらうとなると、それなりの費用がかかります。デザイン案自体はもちろん無料ですが、生地を購入するとなるとその分の費用がかかります。またデザインのイラストが実際の服になるためには型紙が必要です。
この型紙を作る作業をする人の事をパタンナーと言ったりします。パターンメーカーと呼ばれることもありますが、パタンナーは2次元のイラストを3次元のイラストにおこすための図面をCADなどを使って描きます。
どのような曲線や直線を描けばどんな立体になるのかを考えたり、生地の性質に応じたパターンを考えたりするなど、専門性の高い作業と言えます。他にも裁断や縫製や刺繍など、たくさんの作業が服作りには求められます。
自分のデザインをプチブランド化したいという人もいると思いますが、これらの工程を外注するとなるとコストがかかります。最近はSTARtedのようなクラウドファクトリーで、イラストをアップロードして服を作るサービスもあります。
サンプル制作やパターン制作、ブランド立ち上げパックなどのいろいろなプランが紹介されているので、公式サイト(https://started.jp/make_clothes/)を参考にしてみてください。
デザインを磨き続ける
ブランド立ち上げを考えているとしても、個人のファッションセンスをランクアップすることを目標にしているとしても、ファッションセンスをいつまでも磨き続けることを意識するのは大切です。
マーケティングのことも重要ですが、やはり自分のファッションデザインをより多くの人に評価してもらうには土台部分となるファッションセンスが大事です。
最近はファッションコーディネートサイトがいろいろあって人気ですし、読者モデルの存在も話題になっていますが、洗練されたファッションセンスを持つには地道な学習が大事です。ですからいろいろなツールを使ってファッションのコツを積極的に取り入れるようにしましょう。
通信講座でファッション資格を取ってみよう
ファッションの資格を取って自分のノウハウやスキルが一定以上であることを証明してもらうという方法もあります。例えば日本デザインプランナー協会(JDP)主催の「ファッションデザイナー(https://www.designshikaku.net/test/fashion/)」資格や、日本インストラクター協会(JIA)主催の「服飾士(https://www.jpinstructor.org/shikaku/fashion/)」資格は、ファッションの知識が一定以上あると認められる人に認定される資格なので、スキルの証明として取得を目指したい資格です。
対応する講座(諒設計アーキテクトラーニングの「ファッションデザイナー(https://www.designlearn.co.jp/fashion/)」やSARAの「スタイリスト基本コース/プラチナコース(https://www.saraschool.net/stylist/fashion/)」など)を通して取得することによって、デザイナーとしての一つの肩書を持つことになるでしょう。
まとめ
ファッションデザイナーとしてデビューするのは簡単なことではありませんが、最近はSNSなどが充実していますし、ファッションサイトも多いので、自分のデザインを他の人に知ってもらうチャンスが数多くあります。
コストも考えながらブランド立ち上げを目指してみるのも楽しい挑戦になります。いずれにしてもファッション知識を磨き続けることが大切です。