最近は何かと3D(三次元)技術が話題になっています。テレビや3Dプリンターなど、注目のテクノロジーが多くの人の関心の的になっていますが、ファッション業界においても3Dを使ったモデリングが登場してきています。
デザインの組み合わせを3Dモデリングするメリットについてお伝えします。
3Dモデリングとは
3Dモデリングを簡単に言えば、三次元でデザインをモデリング(形状作成)をすることです。いろいろな事に関して同じ事が言えますが、二次元のデータより3次元のデータのほうが認識しやすいという利点があります。服も同じです。
デザインの組み合わせを考える時に、イラストだけだけイメージがつかみにくいという難点があります。実際にサンプルにおこして服として見る事はできますが、パソコン上などで立体的なデータを作り上げることによって、さらに組み合わせのインスピレーションがわきやすいと言えるでしょう。
3Dで衣装作成ができるソフト
3D技術で衣装を立体的にデザインできるソフトとして、Marvelous Designer(マーベラスデザイナー)が人気を博しています。このソフトは洋服をかなりリアルに作り込むことができる3DCGソフトです。
3Dというとかなり難易度が高い気がしますが、こちらのソフトには使い方を紹介した動画などもあって、比較的慣れやすいように作られています。このソフトを使うことによって、実際の洋服を制作する時のように、デザインをシミュレーションできるようになっています。
形をつなぎ合わせていって洋服を作り、容易に服のサイズを変更したり、縫い目を反対にしてみたりと、いろいろな操作ができます。このようなソフトを活用することによって、立体イメージによるシミュレーションによってデザインの感覚もつかみやすくなります。それは大きなメリットと言えるでしょう。
デザインの底力もつけよう
このような最新技術を使うのに加えて、服飾そのものの知識を日々取り入れ続ける事も忘れないようにしましょう。ファッションセンスは知識から生まれます。多くの知識を詰め込むことで、デザインを考える時のアイデアの幅が拡がってきます。
最近は通信講座も充実していて、諒設計アーキテクトラーニングの「ファッションデザイナーW資格取得講座」のように短期間で資格取得ができるようなカリキュラムもあります。
通信講座を活用することで、自宅で気軽に勉強できる事もメリットです。この講座の詳細については公式サイト(https://www.designlearn.co.jp/fashion/)が参考になります。
まとめ
ファッションデザインの分野にも3Dの技術が登場するようになっています。服のデザインを立体的におこすことでイメージが膨らみやすいため、積極的に利用を考えてみましょう。またそれに加えて当然服飾知識を常に勉強することも忘れないようにしましょう。